Blog

【北海道】仮題『北の流氷』の打ち合わせ

2020.7.17 ただ今北海道です。 今回、仮題「北の流氷」の打ち合わせに来ています。 北海道で生まれ育った僕にとって、とても興味深い博物館が今月オープンしました。 ウポポイ国立アイヌ民族博物館 予約していただき行って来ました。日本列島の先住民であるアイヌ民族、昔から自然と共生し、自然の知恵を学んで、素朴な生活をしながら、伝統文化を育んで来ました。
施設は、とても広く展示もとても見やすく工夫されていました。 さて、話を元に戻します。 仮題「北の流氷」は、1950年代の北海道えりも町が舞台。森林伐採で砂漠化した荒れた地に、地元の漁師たちが木を植え続け、豊かな森と海を蘇らせた史実に基づいた映画です。 えりも町、浦河町、広尾町、様似町(準備中)では、この映画の実現に向けて、ふるさと納税の準備が整ったようです。 チラシをいただいたので、ここでお知らせしたいと思います。 興味のある方はぜひともご協力よろしくお願いします。
田中光敏拝

【三重】シナリオハンティング

3日間ほど、三重県に行って来ました。シナリオハンティングです。今回は、伊勢神宮で、昔から伝わる1日参り行って来ました。 朝、5時半に起床。 6時に待ち合わせして、外宮へ。
伊勢では、古くから朔日参りと言う風習があり、毎月月初めに、伊勢神宮に1か月無事に過ごせたことを感謝し、また次の新しい1か月の無事を祈願するため御参りしています。 今回は、映画「法定相続人」仮題のプロデューサーや、地元で仕事をしている方々と一緒に、御参りさせていただきました。もちろん皆さんは、毎月朔日りを一年を通して、しています。
朝の伊勢神宮は、本当に厳かで、気持ちを凛とさせてくれます。伊勢神宮の鬱蒼とした森の中に向かう参道歩いていると、江戸時代、一生に一度、と憧れた伊勢参り、ここに身を置くだけでとても、良いものを頂いた気がします。 伊勢神宮におみくじが無いのは、来て御参りするだけで御利益があるからと聴きました。 朔日参り。明治の頃から始まった、残したい美風ですね。   最近、読んで感銘を受けた本です。 作者は寮美千子さん。 奈良少年刑務所で、絵本と詩の教室の講師を務めた作家さんの本です。 もし、読まれるなら、「空が青いから白をえらんだのです」から読んで下さい。
田中光敏拝

やはり、『人との出会い』

今日は、以前からお会いしたかった、大変尊敬する方にお会いする事が出来ました。 その方のお名前は、酒井政利さん。音楽プロデューサーです。 山口百恵さんを始め、南沙織さん、フォーリーブス、キャンディーズ、天地真里さん、郷ひろみさん、松田聖子さん、宮沢りえさん、矢沢永吉さんなど沢山のアイドルを、独特の視点と既成概念を淘汰しなから、数々のヒット作とともに作り上げた、天才プロデューサーです。名もなき新人を数々のヒット曲によってアイドルとしての地位を築き上げる、スターだった方を再起させるために、全く今までと違う楽曲をあえて提供したりして、その数およそ8500曲を超える楽曲を世に送り出した。レコード売り上げで言うと、3500億円を優に超えると言う。
                               児島秀樹氏(左)酒井政利氏(中央)
出会いのきっかけをつくってくださったのは、今一緒に、映画の仕事をしている脚本家の児島秀樹さんです。 児島さんと酒井さんがずっと温めていた企画に、なんと光栄なことに、「一緒にやりませんか!」と声をかけていただいたのです。 ここだけの話、それはそれはとても面白く、興奮しながら、打ち合わせさせていただきました。 (すみません。ちゃんと公表出来るようになったら、詳しく説明いたします。) 会議中。 「酒井さん、何故?それだけ沢山のヒット曲を作ることが出来たのですか?」 失礼にも我慢出来ず、僕は天才プロデューサーに聞いてしまいました。 すると酒井さんは、笑顔でこう答えてくれました。 『田中さん、それは人です』 「人との出会いが、沢山のヒット曲を作り上げたのです」と、流石です。 あっぱれです。 益々、酒井さんと言う天才プロデューサーが好きになりました。 出会いに感謝! 田中光敏拝 追伸 先日、福井県美浜町、徳賞寺の住職を務めている、禅画家 大雲道人から、お手紙いただきました。去年もまた、フランスル サロンで入選されたと。7回連続ですね!本当におめでとうございます。 これはもう快挙ですね!

【三重】シナリオハンティング

今週も、三重県へ行って来ました。前回のシナリオハンティングで見られなかったところや、お会い出来なかった方々に会って来ました。 もちろん、三重県知事にもご挨拶させていただき、たくさんの県民の方々に慕われている知事のお人柄を、お会いすることで理解出来た気がしました。
さて、シナハンの話です。 まず、松阪牛でお馴染み、松阪城御常磐屋敷を見て来ました。ビックリしたのは、1軒は見学できるのですが、他は住民の方が実際に住んでいる人気の公営住宅なのです。 素晴らしい! 伊勢出身の脚本家の児島さんは、「住みたいな〜いいなぁ〜!」を連呼していました。
  今回、お世話になったのは、志摩市阿児町にあるプチホテル賢島ハーバー。海に浮かぶように立っている白い可愛いホテルでした。
  ホテルのご主人の案内で、英虞湾に浮かぶ、真珠養殖小屋を見せていただきました。
  昼は、東プロデューサーお勧め、日本一美味しい坦々麺。
「きんせい」と言うお店の坦々麺で、汁無し坦々麺です。坦々麺が名物の東京赤坂の四川で修行したご主人の、ヒット作。また行きたくなる味です。   かつて宝の島と言われた英虞湾に浮かぶ間崎島に行って来ました。
  真珠養殖で栄えた島で、家族で真珠養殖を行って来た、女性お二人に当時の生活や今現在と昔からの真珠養殖の違いなど、話を聞く事が出来ました。いや〜お二人の話し、とても、とても、心揺さぶるいい話しでした。ありがとうございます。 そして次は、志摩町御座の港 実際に養殖している真珠を貝から取り出す体験させて頂きました。
ここには、よく海外の方々が真珠貝から真珠を取り出す体験に来られるようです。 昔の真珠養殖の雰囲気を残してなかなか、風情のあるいい場所でした。
  さてと、僕が収穫した真珠です。美しいでしょう! ネクタイピンにしていただきました。ありがとうございます。

「ものづくり」という体験をしながら、手にした物は貴重ですね。大切にします。

  2日目のランチは、賢島喫茶室イワジン フランスで修行したご主人自慢の魚介のブイヤベースのランチ、野菜もたっぷりで、最高に美味しかった。
  昨日帰ってきました。 間崎島で、出会えたお母さん方に、「間崎島で真珠養殖をして何が楽しかったですか?」と聞くと、 「1年かけての真珠の漁が終わり、お父さんの運転する舟に乗って、家族全員で、焼き肉食べに行くのが、 とても楽しかった」と、楽しそうに話してくれたお母さんの優しい笑顔が、心に深く残っています。 お世話になった皆さん、ありがとうございました。 田中光敏拝

【三重】Scenario hunting in Mie Pref.

Mitsutoshi Tanaka, Director of 125 Years Memory or Ertugrul 1890, Ask This of Rikyu, and Blossoms Bloom started to work for the new movie, Legal Heirs (tentative title) in Ise-shima area in Mie Pref., Japan on June 1st, the very day Japanese people were allowed to travel after COVID-19.

Following are the photos/videos of his travel to the area to investigate the places. He was very much impressed by the enthusiastic cooperation offered by the local people.

田中光敏がメガホンをとります! 劇場用映画『 法定相続人 』( 仮 ) 2022 年秋全国映画館公開予定 監 督:田中 光敏 脚 本:児島 秀樹 プロデューサー:東 友章 大塚万紗子 橋爪吉生 2020年6月1日〜4日 三重県志摩市を中心に、シナリオハンティングをしました。 地元の皆様の熱いご協力のもと、無事終了いたしました。 管理人わにぶち

【三重】メディア・TV・新聞記事等

                 2020.5.27 毎日新聞

                  2020.6.1 伊勢新聞

                  2020.6.3 中日新聞

                                                                 2020.6.5 中日新聞

                                                                    2020.6.9 読売新聞

【三重】シナハン4日目

6月4日 昨日の3日目の夜は、外でバーベキューをしていただきました。志摩の新鮮な魚介や肉いただきました。 美味しかったです!
4日目の最終日 法雨山大慈寺 又の名を紫陽花寺、を拝見しました。 6月初旬ともなると1,500株もの紫陽花がところ狭しと咲き乱れていました。厳かに、そして美しく。
真珠養殖業者、原条さんに核入れ、見せていただきました。見事な手さばきに感動です。
自然と人が向き合って、様々な知恵と努力で素晴らしい真珠が生まれる。 真珠の輝きは、真珠養殖業者の方々のたゆまぬ努力の賜物ですね。日本の真珠が世界で人気がある理由、少し分かった気がします。 原条さん、勉強なりました。ありがとうございました。   海女小屋体験施設 さとうみ庵 なんとランチは、本物の海女さんが、獲って来た魚介類を、炭で焼いて食べさせてくれる、施設で食べました。人生初体験。新鮮で美味しかった!
    なんと、志摩市から津市のヨットハーバーまではヘリで移動。 素晴らしいヨットの数々。オーナーの好意で最高の双胴船のヨットに、乗せていただきました。
                   僕の足です!笑
  因みに、近鉄津市駅までは、ベントレーで送迎していただきました。 今はコロナでなかなか海外のセレブ達は、日本へ来ませんが、僕が体験した事は、海外のセレブたちが、当たり前のようにしているようです。 こんな世界があるんですねー。
 

志摩の皆さん、三重県の皆さん、シナリオハンティングにご協力ありがとうございました。 お陰様で、とても良いシナリオハンティングができました。感謝です。

おわり 田中光敏拝

【三重】シナハン3日目

6月3日 3日目、朝から間崎島。真珠の養殖が盛んだった島。 かつては、大きなお屋敷が沢山あった島。 坂道と路地の町。凄く雰囲気があって、不思議な空気感があります。
昼は鰻。脚本の児島さんと念願の東山物産。伊勢志摩産の備長炭を使い、蒸さずにじっくり焼く。外はカリカリ中はしっとり。美味いー!
この日、やっと鳥羽市長に会えました。 志摩市で評判のメロン農家を尋ねました。 糖度は15度から18度ぐらいあるようです。本当に美味しいと評判です。
この日は、朝日がとても綺麗でした。
 

シナリオハンティングで沢山の美しい風景や印象的な街並み、 歴史を感じる場所や日本の最先端を行くリゾートや観光のシステムなど、 歴史的なものから、最先端まで、体験し見ることが出来ました。 何より、印象に残ったのは、三重県の情熱的な、わが町を愛する人々との、出会いでした。 シナリオハンティング、本当にお世話になりました。 まだ4日目がありますが、皆さんに出会えて良かったです。

 
つづく 田中光敏拝